沖縄県「サーターアンダギー」

 沖縄県は日本の南西端に位置し、沖縄諸島、先島諸島、大東諸島、尖閣諸島など約160の亜熱帯の島々からなる県です。1429年に中国や東南アジアの影響を受けて独特の文化を持つ琉球王国を築きますが、途中で薩摩藩の支配があり日本の文化が流れ込みます。その後は廃藩置県による琉球藩の廃止と沖縄県の誕生、太平洋戦争後のアメリカ統治といった苦難の歴史をたどり、27年にわたる統治の後、1972年にふたたび日本に帰属しました……

スマホ防災

 水を入れるだけで使用できる非常用モバイル充電器「アクアチャージ」の発売開始を5月 29日としている藤倉コンポジット株式会社が「スマートフォン(スマホ)時代の防災対策」を テーマに、20~40代のスマホユーザー500名を対象とした意識・実態調査を行った……

消防ロボット「放水砲ロボット ウォーター・キャノン」(市原市資料より)

 千葉県市原市に去る5月24日、全国初のロボット消防部隊が発足した。市原市に新たに加わった消防部隊名は「スクラムフォース」。その名のとおり、消火活動にロボットを活用する部隊だ。「スクラムフォース」の発足式には、千葉県内各地の消防隊員など約400人が出席し、市原市の小出譲治市長は……

理経の「避難体験-土砂災害VR」より

 IT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーとして知られる株式会社理経(東京 都新宿区)が、東広島市消防局、広島大学と共同開発したバーチャルリアリティ(VR)を活用し た土砂災害体験・訓練用コンテンツの提供をこのほど、開始した……

広島県とヤフーが開発している防災マップの画面イメージ(広島県資料より)

 毎年6月(6月1日~30日)は「土砂災害防止月間」だ。国土交通省では、土砂災害による犠牲者をなくすため、6月2日を中心に、避難体制の強化と防災意識の向上を図るため、住民、市町村、都道府県、国、防災関係機関等の住民参加型「土砂災害・全国防災訓練」を実施する。「令和元年」(2019年)の「土砂災害防止月間」は「避難の声かけ、安全の確認」のキャッチフレーズを重点的に訓練が実施される……

令和防災研究所-記者会見

 「令和防災研究所」(東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館7階。青山 佾所長)が去る5月1日付けで設立され、同20日、東京都千代田区の主婦会館プラザエフで設立記者会見およびレセプションが開催された。
 令和防災研究所定款によれば、研究所の事業は「防災に関する研究」、「防災に関する情報の収集と提供」、「防災に関する啓発」、「防災士制度及び防災士活動の強化に資する活動」の4つが柱……

『逃げなきゃコール』対応「登録エリア災害・避難情報メール」を開始するアプリ例

 国土交通省は、昨年の西日本豪雨などの水害教訓を受け、水害・土砂災害情報が住民の危機感に結びつきにくいという課題の解決に向けて、行政やメディアの関係者等が集まり、2018年10月、「住民自らの行動に結びつく水害・土砂災害ハザード・リスク情報共有プロジェクト」を立ち上げた……

PDA-惑星衝突、最悪想定

 「新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』。この映画は空前絶後の世界の話だと思っている人は多いだろうが、実は十分に起こりうる現実に即した話題だ」――(後述)
 自然災害の最悪想定は、もしかすると、巨大地震でも破局噴火でもカテゴリ6の暴風雨でもないのかもしれない。隕石、あるいは地球接近天体(地球近傍物体)の地球への衝突も、自然災害だと言っていいだろう。そしてそれこそが、最悪ともなり得る……

 2016年、震度7という大規模な揺れが2度も発生した熊本地震。震源となった益城町に隣接する位置にある熊本県立大学もまたキャンパスや周辺地域は大変な揺れに襲われた。地震直後から大学には、学生だけでなく近隣住民など多くの人が避難してきたが、熊本市指定の避難所ではないため、受け入れるための設備や毛布、食料も何もなく、学内は混乱状態にあった……

東京都資料より木塀の設計モデルの例

 東京都は、昨年(2018年)6月の大阪府北部の地震でのブロック塀倒壊の被害を踏まえ、都有施設でブロック塀に代えて国産木材を活用した塀の設置に取り組んでいるが、去る3月末、木塀の設置を更に推進するため、標準的な仕様をまとめたガイドラインを作成し、公表した……