HOYA株式会社メディカル事業部(以下「HOYA」)は、2018年春に夜盲症により暗所で物が見えにくい人の支援を目的として、世界でも前例のない(HOYA社内調査)暗所視支援眼鏡「HOYA MW10 HiKARI」を発売した……
6月の当連載【 第39回 】 沖縄県「サーターアンダギー」では、一年で平均7.6個の台風が接近する沖縄地方の過去の台風災害をご紹介しました。ところが、台風を沖縄の人々が忌み嫌っているのかというと一概にそうとは言い切れません。大きな河川がなく、梅雨と台風の時に雨が集中する亜熱帯の地域にとって、台風は貴重な水をもたらしてくれる機会だからです……
コンクールの開催目的は、まず「子どもの命を守る」こと。「公園で遊んでいたり、一人で家にいるときに突然の災害が起こっても、自ら判断して命を守る行動ができるように、日頃から考え、調べ、話し合うことで、災害に備えてほしい」との願いによる……
特定非営利活動法人日本防災士機構の理事会・通常総会が去る6月21日、東京都千代田区の憲政記念館で開催され、議案の2018年度事業経過報告・決算報告、監査報告、および2019年度事業計画案、定款の変更案、役員の交代が原案どおり承認・決定された……
特定非営利活動法人日本防災士会(以下、「防災士会」)の令和元年度(2019年度)通常総会が去る6月22日、東京都千代田区の星陵会館ホールで開催された。 全国各地から会員200名余が参集、2018年度事業経過報告、同収支決算報告などを承認、2019度事業計画、役員選任などを決定した……
防災科学技術研究所「eコミュニティ・プラットフォーム」(以下、「eコミ」)の社会実装の一例(ケーススタディ)として、大阪府社会福祉協議会(以下、「大阪府社協」)地域福祉部が先ごろ(5月24日)、「WEBツール eコミ『情報集約・連携・管理』の2019年度新規モデル事業希望社協の研修会(4市町村)」を行ったので、その趣旨と研修会の模様をリポートする……
国立研究開発法人防災科学技術研究所(NIED/茨城県つくば市、林春男・理事長。以下、「防災科研」)は、「災害リスク情報プラットフォームの研究開発」の一環として「eコミュニティ・プラットフォーム」(以下、「eコミ」)の研究開発を行ってきた。その成果は地域の協働を促す情報共有システム「地域防災Web」をはじめ、WebGISシステムや地理空間情報の相互運用基盤システムとして社会実装が行われているところだ……
「障がい者の防災について」(主催=特定非営利活動法人かめのすけ、受託=認定特定非営利活動法人日本災害救援ボランティアネットワーク)が去る6月15日、西宮市立勤労会館(兵庫県西宮市)で開催され、NPO法人かめのすけのスタッフ、学生、一般などを含む約25人が参加した……
防災安全協会主催による「災害食大賞©2019」が決定し、去る6月6日、東京ビッグサイトで開 催された「2019 防災産業展 in 東京」のメインステージで受賞製品の発表と授賞式が行われた……
積水化学工業株式会社住宅カンパニーの調査研究機関である株式会社住環境研究所(東京都千代田区)が先ごろ、「防災・災害意識と住まい調査」を実施し、結果をまとめた。これは、過去 5年以内に戸建持家を取得した人で“被災経験がある人”、および住宅の取得を計画していて“被災経験がある人”を対象として……
このところ矢継ぎ早に「災害リスク」への警鐘やリスク評価に関連する情報が飛び交っている。その出所は国や自治体、研究者・機関などだ。これにマスメディアもそれなりに反応し、国民・市民への啓発、警鐘・警告の動きも見られる。
例えば、東京都江戸川区が去る5月20日に公表した「江戸川区水害ハザードマップ」は……
沖縄県は日本の南西端に位置し、沖縄諸島、先島諸島、大東諸島、尖閣諸島など約160の亜熱帯の島々からなる県です。1429年に中国や東南アジアの影響を受けて独特の文化を持つ琉球王国を築きますが、途中で薩摩藩の支配があり日本の文化が流れ込みます。その後は廃藩置県による琉球藩の廃止と沖縄県の誕生、太平洋戦争後のアメリカ統治といった苦難の歴史をたどり、27年にわたる統治の後、1972年にふたたび日本に帰属しました……