P5 1 2023年防災士表彰(集合) 560x277 - 2023年 防災士功労賞を表彰

 防災士制度を推進する認定特定非営利活動法人日本防災士機構は去る6月22日、2023年防災士功労賞の表彰式を東京都千代田区の都市センターホテル会議室で行った。同表彰制度は日本防災士機構がとくに功績のあった防災士団体・個人等を対象としたもので、今回は4団体・4個人が選考され受賞した……

image 2023年版防災白書〈特集1 関東大震災と日本の災害対策 扉ページより〉 560x337 - 防災白書発行60年を振り返り<br> 関東大震災100年を総括する

「2023(令和5)年版防災白書」が去る6月16日、閣議決定・公表された。2023年は、1923(大正12)年関東大震災から100年の節目の年に当たる。白書は、この100年の災害対策の充実・強化の経緯や、わが国を取り巻く様々な環境の変化を俯瞰することは、今後の災害対策の大きな方向性を考えるうえで有意義であるとし、「特集1」とて、「関東大震災と日本の災害対策」をテーマに取り上げている(「特集2」は「2022年度に発生した主な災害について」)……

P6 3 東京消防庁消防艇 560x263 - 「東京国際消防防災展2023」リポート

 5年ごとに開催される消防防災に関する国内最大級の展示会「東京国際消防防災展2023」(主催:東京消防庁/(株)東京ビッグサイト/東京国際消防防災展2023実行委員会)が、去る6月15日〜18日の4日間、東京ビッグサイト、有明西ふ頭公園沖合で開催された。開催規模は過去最多の出展規模の325社・団体に及び、4日間の総来場者は16万6831人(広報事務局発表)と盛況を極めた……

P4 1 防災科研「防災クロスビュー:令和5年梅雨前線による大雨及び台風2号~雨量のまれさ(6月1~3日)」より 560x279 - 異常気象リスクマップ

 去る6月2日深夜から3日にかけて、和歌山県北部の一部や愛知県東部、静岡県西部・東部で、また3日は茨城県南部で、100年に一度より“まれ”という大雨が降った。静岡県で降った雨は24時間雨量が500mmに達した地域もあり、100年に一度より頻度が低い「まれな雨」との分析もあった。「100年に一度」とはどういう雨だろうか……

image 家屋解体作業(PhotoAC 写真素材より):作者:よしかっぱ4288075 m 560x271 - わがまちの災害リスク<br>~空き家、老朽化マンション

 全国で空き家が増えている。総務省の住宅・土地統計調査(5年ごと/2018年調査)によれば、空き家の総数はこの20年で約1.5倍(576万戸→849万戸)に増加している。
 いっぽう国土交通省の調査では、賃貸用や売却用などを除いて、人が長い間住んでいない住宅は349万戸。少子高齢化、人口減の時代を迎え、空き家は今後はさらに増えると見込まれている……

P3 0 奥利根湖と利根川源流の山々(2023年4月3日撮影/関東地方整備局資料より) 560x304 - 洪水⇔渇水のリスク

 地球温暖化の影響で雨量の変動幅が大きくなっている。大雨の頻度が増えるいっぽう、雨が降らない日も増えていて、渇水のリスクも同時に高まっているというのだ。それは世界的にだけではなく、日本国内でもその傾向があり、国や自治体は危機感を高めているようだ……

P2 2 広域応援部隊の派遣・進出・活動手順のポイント 560x310 - 日本・千島海溝<br>具体的な応急対策活動計画

 中央防災会議・幹事会が去る5月23日、北海道から東北地方の太平洋沖にある日本海溝・千島海溝の巨大地震に備え、応急対策に関する具体的な計画を決定した。警察、消防、自衛隊から最大で計15万人規模の広域応援部隊を派遣し、想定される被害規模に応じて北海道に7割、青森、岩手、宮城の東北3県に3割を送る計画だ……

私たちも防災士です。

 防災士研修センターは「防災士制度」発足以来、全国各地で年間80回以上の研修を実施し、自治体や企業。個人でご参加された多くの受講生から高い評価と信頼を頂いております。防災士研修受講修了者のうち、約半数の方が当センターの研修を受講されています……