日本防災士機構から「功労賞」表彰を受けた愛媛県の「防災リーダークラブ」は、短期集中講義「環境防災学」で防災士資格を取得した大学生団体。2015年の結成以来、松山市と連携して、地域の地区防災計画づくりなどの自主防災活動や、小学校、中学校での防災教育などの活動を続けている……
災害ボランティア
防災士制度を推進する認定特定非営利活動法人 日本防災士機構は去る6月23日、2022年防災士功労賞の表彰式を東京都千代田区の憲政記念館代替施設会議室で行った。
同表彰制度は日本防災士機構がとくに功績のあった防災士団体・個人等を対象とするもので、今回は5団体・3個人が選考され受賞(副賞として各10万円)した……
特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(以下略称:JVOAD、読み方:ジェイボアード。英語:Japan Voluntary Organizations Active in Disaster)は、「災害支援の文化を創造する」をスローガンに掲げ、災害時に支援の「もれ・むら」をなくすため、中間支援的な立場で現地の行政機関やNPO等をつなげる連携・コーディネーションを目的とした組織だ……
2011年東日本大震災発生当時の状況が西日本太平洋沿岸部で発生することを想定し、各地の府県・市町村社会福祉協議会組織が、平時からなにをどう備えるべきか、また発災後にどのように対処すべきなのかを検討する研修会や意見交換会が、国の「防災対策に資する南海トラフ地震調査研究プロジェクト」(文部科学省科学技術試験研究委託事業)の一環として試みられている……
『フェーズフリー福祉防災 ~福祉なくして防災なし~』の第2弾として、「災害ケースマネジメント」(DCM:Disaster Case Management)に焦点を当てる。「災害ケースマネジメント」とは、被災者を個別支援して生活再建につなげる取組みであり、その推進にも多くの主体が関わることになる。広域大規模災害が想定されるわが国で、平時のいまこそ被災者支援制度を拡充させる機会であり、”フェーズフリー福祉防災”構築のキーワードになりそうだ……
東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く福島県双葉町で行われた壁画アート会社OVER ALLsによる「FUTABA Art Districtプロジェクト」。「壁画で先行して人が戻ってきた双葉町の未来を表現しよう」という“情動の発露”ともいうべき試みに、力を感じた……
「第29回 サイエンスカフェ 防災座談会」(主催=大阪市立大学 都市防災教育研究センター)が去る2月24日、オンライン配信(zoom)で開催された。オンラインのメリットを十分活かして座談会には、全国の幅広いエリアから大学教職員、学生、防災に関わる人など26人が参加した。神戸市在住の片岡幸壱氏(防災士、本紙特約リポーター/本項をリポート)が「阪神・淡路大震災の体験、福祉」をテーマに講演……
阪神大震災で被災した歴史資料保全のために、歴史資料保全情報ネットワークとして「歴史資料ネットワーク」(代表委員:奥村 弘・神戸大学人文学研究科教授)が、1995年2月、開設された(1996年4月に「歴史資料ネットワーク」と改称)。関西に拠点を置く大阪歴史学会、日本史研究会、大阪歴史科学協議会、京都民科歴史部会、神戸大学史学研究会、神戸女子大史学会などの歴史学会を中心に構成され……
ヤフー株式会社(「Yahoo! JAPAN」)と株式会社スペクティ(Spectee)は、ヤフーが提供する「Yahoo! 防災速報」(iOS版、Android版)に、スペクティが解析したSNSからの災害情報を反映した新機能の提供を開始している。これは、「Yahoo! 防災速報」利用者の周辺で起きた地震や台風、大雪などの災害被害情報をSNSのツイッターで把握し、アプリの地図上に反映するサービスで、ツイッターに掲載された写真や動画もリアルタイムで紹介、視覚的に災害状況を伝えて避難に役立ててもらう……
年が明けての1月11日夜から14日夜まで、冬型の気圧配置は72時間に及び、予想される積雪の増加量は、北日本や北陸の山沿いで1mを大きく上回り、2m近くに達する所があるとの直近の予報が出ている。また、北海道は石狩湾から札幌市内、千歳方面へ雪雲が広がりやすい北よりの風となり、札幌市の中心部でも30~50cmの積雪が予想され、新千歳空港への影響が懸念される。長い所では丸3日間にわたって断続的に雪が降り続くため、万全の備えが必要だ(1月14日午後3時現在)……
災害教訓の継承を考える「第6回 全国被災地語り部国際シンポジウム in 神戸」(主催=「第6回 全国被災地語り部国際シンポジウム in 神戸」実行委員会)が去る12月11日・12日、ホテルオークラ神戸など(兵庫県神戸市)で開催され、学生、一般などを含む約200人が参加した。
同シンポジウムは「2代目の語り部」となり得る若い世代や、”未災地(「未来に被災するであろう地」、「未だ被災していない地」を意味する)”の地域住民が「語り継ぎ」の意義をどう捉え、どう災害教訓を継承・共有するかを学ぶことを目的……
「今と向き合うNAGATAツアー」(主催=今井直人さん)が去る11月28日、新長田合同庁舎(兵庫県神戸市長田区)で開催され、生徒、学生、一般 「今と向き合うNAGATAツアー」(主催=今井直人さん)が去る11月28日、新長田合同庁舎(兵庫県神戸市長田区)で開催され、生徒、学生、一般などを含む約15人が参加した。
同ツアーは、阪神・淡路大震災の震災復興計画や再開発を経た新長田の街並みを見て「今と向き合い過去や未来について考える」ことを目的として開催された……