「命の大切さを考える」――
宿泊者向け「南三陸町ショートトリップ」の提供
南三陸町東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」(運営:南三陸町観光協会)では14回目の「3.11」を迎えるにあたり、南三陸ホテル観洋・宿泊者向けサービス「防災と命について考える宿泊者向けショートトリップ」を3月10日から3月31日までの期間限定で提供している。


東日本大震災の発生した3月は、「防災ツーリズム」の一環として毎年多くの旅行者が南三陸町を訪れる。そうしたなかで、「毎年訪問しているので、少しずつ変わる町を見届けたい」「子どもが理解できる年齢になったから、一緒に被災地を見て回りたい」「当時ボランティアでかかわった地区の現在を知りたい」など、震災から13年以上が経過したいまも、多くの支援者が南三陸町に関心を寄せてくれているという。
そして、14回目の「3.11」を迎えるにあたり、「防災や自然災害、命を守るということを学びたい」という目的で訪問する「防災ツーリムズ」として訪れる旅行者が多いことから、南三陸町観光協会では、防災や命の大切さ、自然との共生について考える「防災ツーリムズ」の機会を、3月31日までの期間限定で提供することにした。
○ホテル宿泊者向け 無料送迎サービス
南三陸ホテル観洋・宿泊者向け(とくに仙台からの無料シャトルバスでの来訪で、町内に移動できる手段がない人)に、「南三陸311メモリアル」までの無料送迎サービスを実施。その後、「南三陸311メモリアル」館内のラーニングプログラムの受講が可能。
・定員:1日6名
・期間:3月31日(月)まで
・休館:毎週火曜日 ※3月11日は特別開館
・申込み:参加希望の場合、チェックイン時にフロントに伝える
・料金:ラーニングプログラム ※入場料込み
レギュラー (50分)
大学生・一般:1000円、中学・高校生:800円、小学生:500円
ショート (20分)
大学生・一般:600円、中学・高校生:500円、小学生:300円


下:南三陸311メモリアル館「答えのない問い」を考えるラーニングプログラム」より
〈2025. 03. 18. by Bosai Plus〉