震災を経験したふくしまの“いま”を知り、
五感を使って“魅力”を感じる旅
10月31日(木)〜11月1日(金)の2日間
福島県「被災地域の復興のあゆみ・魅力発信事業」
「東日本大震災・原子力災害伝承館 まなびツアー」が全額 無料 !
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■ 旅行日程:2024年10月31日(木)〜11月1日(金)の2日間
■ 宿泊地: J ヴィレッジ 1名1室利用、出発・解散地からの交通費も精算
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福島県が「福島再生加速化交付金」を財源の一部に、福島県「被災地域の復興のあゆみ・魅力発信事業」の一環として参加者の旅行代金全額公費負担(参加者は出発・解散地までの交通費を含めて全額負担なし)で、「東日本大震災・原子力災害伝承館」への“震災教訓・学びツアー”参加者を募集している(催行:東武トップツアーズ福島支店)。
本紙ではその趣旨に賛同して関連記事および「ツアー募集広報」を取り上げる。ツアー情報の詳細は、下記リンク等を参照のこと。
福島県:東日本大震災・原子力災害伝承館 まなびツアー募集!
災害教訓については、本紙もこれまで何度も取り上げてきた。阪神・淡路大震災から中越地震、東日本大震災、熊本地震などを大災害を経つつ、同時並行的にICT(情報通信技術)が進展、デジタル技術を活用した災害教訓のアーカイブ化が進んだ。「災害教訓アーカイブ」はいま、“開かれ、寄り添い、同時代を息づく記録・記憶、教訓”として、あなたのデスクトップに、訪れるべき(クリックすべき)災害教訓の宝庫となっている。
本紙提携紙《Bosai Plus》は2017年6月15日発行号で『ワン・クリック先の震災アーカイブ』と題して「保存版特別企画:震災アーカイブ 〜チラシから『ひなぎく』まで」53件(へのリンク集)を一挙紹介しているので、これを読者に再び紹介しておこう(ただし、一部リンク切れサイト、別URLに更新されているサイトもあり)。
《Bosai Plus》2017年6月15日号(No.164):『ワン・クリック先の震災アーカイブ』
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●複合災害の現実を伝える「東日本大震災・原子力災害伝承館」
未来にむけて福島イノベーション・コースト構想の情報発信拠点
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ひるがえって、デジタルアーカイブとは異なる“現地のリアルな災害伝承施設”の価値は、“訪れずには感応できない災害教訓の体験”となる。本紙も2023年8月15日発行号巻頭企画で、『災害教訓伝承施設への旅』を打った。
これは宮城県南三陸町に震災伝承ラーニング施設「南三陸311メモリアル」が2022年10月1日に開館するのを機に、東日本大震災の災害教訓伝承施設を“おさらい”したもので、岩手、宮城、福島の被災3県が運営する東日本大震災伝承施設――東日本大震災津波伝承館(岩手県陸前高田市/2019年9月開館)、みやぎ東日本大震災津波伝承館(宮城県石巻市/2021年6月開館)、東日本大震災・原子力災害伝承館(福島県双葉町/2020年9月開館)の概要を紹介した。
WEB防災情報新聞(2022年8月15日付け):災害教訓伝承施設への旅
今回ツアーの目的地である「東日本大震災・原子力災害伝承館」は、福島県双葉町中野地区に開館。津波で浸水した農地をかさ上げした場所に建ち、福島で起きた地震、津波、東京電力福島第1原子力発電所事故という未曽有の複合災害の実態や、復興に向けた歩みを展示するとともに、被災した住民による語り部講話を1日4回実施している。
福島イノベーション・コースト構想における情報発信拠点としても、地域交流の促進に取り組む“原子力災害伝承館のリアル”をぜひ、あなたに体感してほしい。
〈2024. 10. 02. by Bosai Plus〉