日本災害ロボットレスキューフォース(JRRF=JAPAN RESCUE ROBOT FORCE、東京都港区。以下「JRRF」)は、国内初の災害対応ロボット派遣団体として、令和6年能登半島地震の被災地支援を目的に救援活動を開始すると発表した。
 JRRFは最新のロボット技術と専門技術を活用し、迅速かつ効果的な災害対応を通じて、救助と復旧作業の質を向上させることをめざす。

P4 4 「援竜T 54」は災害現場に特化したロボット - 日本初の災害ロボット派遣団体<br>「日本災害ロボットレスキューフォース」が活動開始
災害現場での活動に特化したロボット「援竜T-54」。被災者が公費解体前に安全に自宅から重要な品物を回収することを支援し、家屋の倒壊による二次災害リスクを低減する

 JRRFは、高度なロボット技術と専門のオペレーターチームを組み合わせることで、災害現場での救助活動の速度と安全性を大幅に向上させる。この体制が発災前から存在することにより、今後発生する災害の発災直後の人命救助だけでなく、被災後の復旧支援にも迅速に対応することが可能となる。能登半島地震支援についても、救命フェイズから復興フェイズに移行していくなかで、ロボットを活用した復興支援活動に協力、小型でより繊細な操作が可能な「T-54援竜」の派遣を決定した。

市ヶ谷重工:「日本災害ロボットレスキューフォース」が活動開始

〈2024. 06. 04. by Bosai Plus

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