2 片岡リポーターが「防災ウルトラクイズ」で問題を読み上げ 800x350 - 「第3回 おっきなピクニック」<br>“障がいのある人もない人も<br>一緒に楽しもう”

主催=ハロー!! 福祉、
手話エンターテイメント発信団oioiのパフォーマンスも

《本紙特約リポーター:片岡 幸壱》

 「第3回 おっきなピクニック」(主催=ハロー!! 福祉)が去る11月4日、千里南公園野外ステージ(大阪府吹田市)で開催された。今回が3回目で親子連れも含めて約100人が参加した。「ハロー!! 福祉」(白川珠美代表)は“障がいのある人もない人も一緒に楽しもう”をコンセプトに活動している。

「第3回 おっきなピクニック」のチラシより(左:表面、右:裏面) - 「第3回 おっきなピクニック」<br>“障がいのある人もない人も<br>一緒に楽しもう”
「第3回 おっきなピクニック」のチラシより(左:表面、右:裏面)

 和太鼓、歌体操、玉すだれ、手話エンターテイメント発信団oioiによる「体を動かして楽しく手話」などのステージが披露された。皆で布に絵を描くワークショップ、フリーマーケット、ネイルケア、綿菓子・スパイスカレー・炭酸せんべい・唐揚げ・焼き菓子・珈琲・カップラーメンなどの飲食ブースが軒を並べた。
 手話エンターテイメント発信団oioiは、聞こえる人と聞こえない人がおもしろがれる社会をめざす手話パフォーマンス集団である。

1 手話エンターテイメント発信団oioiによる「体を動かして楽しく手話」の模様 - 「第3回 おっきなピクニック」<br>“障がいのある人もない人も<br>一緒に楽しもう”
手話エンターテイメント発信団oioiによる「体を動かして楽しく手話」のステージ(掲載写真については主催者の掲載承諾を得ています/片岡幸壱、編集部)

■本紙リポーター(聴覚障がい者)が防災クイズに出演

 神戸市在住の片岡幸壱(防災士、本紙特約リポーター/本項をリポート)が「防災ウルトラクイズ」に出演し「津波の速さ、防災の日、阪神・淡路大震災発生日」など、福祉の要素も含めたどれも知っておいてほしい問題を選んで「〇×」式のクイズを6問出した。手話エンターテイメント発信団oioiのメンバーも解説を担当して漫才のように会場を盛り上げた。

 片岡リポーターは初めての防災クイズ出演で、出題する側も参加者も「リラックス」して楽しみながら覚えてもらうことの大切さを改めて感じた。
 今回のイベントが福祉系であるからこそ、障がいのある人もない人も日頃から防災意識を高めるために今後も継続していきたい。今後はこの貴重な体験を活かして、手・顔・体を動かすことで身に付く「防災教育」の内容も、さらに考えていきたいと思った。

2 片岡リポーターが「防災ウルトラクイズ」で問題を読み上げ - 「第3回 おっきなピクニック」<br>“障がいのある人もない人も<br>一緒に楽しもう”
片岡リポーター(写真・中央)が「防災ウルトラクイズ」で問題を読み上げ

▽本紙特約リポーター:片岡 幸壱
神戸市在住。中学2年のとき阪神・淡路大震災に遭遇、自宅は全壊したが家族は全員無事避難。学生時代より取り組んでいる防災を仕事と両立しながら、ライフワークとして、ユニバーサルデザイン(UD)などのイベント・ボランティア参加を続けている。聴覚障がいを持つ防災士としても活躍中。

▼参考リンク:

ハロー!! 福祉(インスタグラム)

ハロー!! 福祉(ブログ)

手話エンターテイメント発信団 oioi

*本記事は11月20日に一部写真の更新(チラシ裏面を追加掲載)を行いました(編集部)

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