「サッカーやって避難所訓練 !?」から
「河童や龍、大蛇、海坊主などの妖怪と災害リスク」……
“防災自由研究だぁ!”
夏休みの防災学習・防災自由研究のイベント例を集めてみた。さらにイベントを探そうという向きは、本紙提携紙《Bosai Plus》「防災イベント2カ月カレンダー」など、下記サイトも参考に。
《Bosai Plus》:2023年 7月・8月の防災イベントカレンダー
《Bosai Plus》:長期イベント・映像無期限提供・常設展示
TEAM防災ジャパン(内閣府運営):防災イベント一覧
●「まちなか防災サッカー&避難所体験」〜戸越銀座商店街〜 7月22日
首都直下地震などの大規模災害時に火災が発生しやすいエリアとして指定されている品川区戸越エリア。地域全体で災害に備えるために、今回の取組みでは子どもたちと保護者がサッカーをしながら楽しく防災を学び、災害時の避難所体験機会を提供。
・7月22日 17:00〜19:30 品川区立戸越小学校(東京都品川区豊町2丁目)
・グラウンドでサッカーと防災を学び、体育館で避難所の体験ほか
戸越銀座商店街「まちなか防災サッカー&避難所体験」
●浜松市防災学習センター「みなこ先生のわくわく!防災理科実験」 7月30日
火山ってどうやって噴火するのかな? 地震ってどうやって起こるのかな? みなこ先生と一緒に理科実験を楽しみながら防災について考えてみよう!
・7月30日 10:00〜12:00/13:30〜15:30(午前午後の2回開催)
・会場:浜松市防災学習センター3階多目的ホール
・講師:わくわく実験工房 糸日谷(いとひや)美奈子氏
「みなこ先生のわくわく!防災理科実験」(WEB同時配信)
●総務省「こども霞が関見学デー・消防士の仕事を体験してみよう!」 8月2日〜3日
「こども霞が関見学デー」は、文部科学省が中心に行う「こども見学デー」の取組みとして恒例化している。総務省消防庁関連のイベントとしては下記などを実施。
・消防士の仕事を体験してみよう!:VR防災体験車による災害疑似体験、消防服を着てホースと筒先を使用した放水体験など、消防士の仕事がわかる体験を実施
総務省「こども霞が関見学デー・消防士の仕事を体験してみよう!」
ほかの府省庁による「こども霞が関見学デー」の情報は下記を参照のこと。
文部科学省:令和5年度「こども霞ヶ関見学デー」について
●妖(あやかし)と自然災害〜あいち・なごやの妖怪伝承〜 5月23日〜8月26日
名古屋市港防災センターで、「妖(あやかし)」を軸に、自然災害と様々な妖怪譚・怪異譚との結びつきを紹介する展示を行う。河童や龍、大蛇、海坊主などの妖怪がどのように描かれ記されてきたか、洪水や地震などの災害に関する伝承(「ヤロカ水」など)と土地の災害リスクとのつながりなどを解説。
名古屋市港防災センター:妖(あやかし)と自然災害
●共立女子大学の「キッズ震災学習ワークショップ」 9月1日開催
共立女子大学・共立女子短期大学(東京都千代田区)は小中高生を対象とした震災時の行動についてのワークショップ「キッズ対象 震災学習ワークショップ」(参加費無料・お土産付き)を開催する。
共立女子大学:「キッズ震災学習ワークショップ」
●東京大学地震研究所「オープンキャンパス」 8月2日
東京大学地震研究所は毎年、地震や火山噴火などの地学現象の解明や地球内部構造について行う研究の成果を、「オープンキャンパス(公開講義・一般公開)」として学生や一般人向けに紹介する活動を行っている。
今回は、公開講義で「人工知能による地震研究の新展開」(長尾大道・東京大学地震研究所准教授)など、またライブ配信で学生実験や最前線観測所の紹介や、またバーチャル展示で地震計博物館の紹介も。
東京大学地震研究所:「オープンキャンパス」
〈2023. 07. 18. by Bosai Plus〉