Amazon(東京都目黒区)が、兵庫県尼崎市のAmazon尼崎フルフィルメントセンター(尼崎FC)に、自然災害で被災した人びと・地域に、迅速かつ効率的に支援物資を届けるためのDisaster Relief Hub(災害支援物資の保管拠点)を開設した。
尼崎FCに設置されるDisaster Relief Hubには、約50種類の災害支援物資が約1万5000アイテム保管される。それらの物資は、AmazonのパートナーとなるNPOの2団体(Civic Force、ピースウィンズ・ジャパン)が行った過去15年間にわたる活動実績データをもとに、被災者のニーズが高かった商品セレクションを行い、AmazonとNPOの間での
災害時の被害規模の評価(トリアージ)によって、支援の必要性を判断したのち72時間以内に被災地に配送する計画となっている。
Amazonでは、東日本大震災をはじめ大規模な自然災害発生時に、自治体やNPOなどの「ほしい物リスト」を活用して被災者・避難所を支援、また2016年熊本地震をきっかけに、Amazon Payを利用した日本赤十字社への寄付窓口を設置、被災地への義援金を募集している。
Amazon:Disaster Relief Hubを尼崎フルフィルメントセンターに開設
〈2023. 06. 26. by Bosai Plus〉