不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」などの情報サービスを提供する株式会社LIFULL(ライフル/東京都千代田区)が、不動産ポータルサイトで初となる『洪水・土砂災害・地震ハザードマップ』を「新築一戸建て物件詳細」に追加した。新機能はLIFULL HOME’Sサイトの「新築一戸建て物件」を対象に、スマートフォンで利用できる。
近年、水害で住宅に甚大な被害が生じており、国土交通省の「災害リスク地域に居住する世帯の状況」によれば、土砂災害・水害リスクがあるエリアに居住している世帯は約23%と推計。これを受けて国は2020年8月から、不動産取引時において水害ハザードマップと物件所在地の説明を法的に義務化した。
これにともないLIFULL HOME’Sでは、地図上で物件を探す機能に「洪水ハザードマップ」(https://lifull.com/news/18173/)を追加、さらにこのほど、新築一戸建て物件詳細に『洪水・土砂災害・地震ハザードマップ』を追加した。これは、物件エリアの地図上に洪水、土砂災害、最大震度、液状化のシミュレーション結果と、避難所情報を表示するもので、住まい探しの検討段階から物件エリアの自然災害リスクを知ることができる。
LIFULL:新築一戸建て物件で『洪水・土砂災害・地震ハザードマップ』の提供開始
〈2021. 08. 15. by Bosai Plus〉