墜落時保護規格の折りたたみ型ヘルメットで業界最薄(DIC社調べ)
プロユースにも耐える
「DIC」と聞くと、出版関係やデザイン、グラフィック、ファッション、インテリア業界では色見本帳DICカラーガイドを思い浮かべる。このカラーガイドの発売元は少し前までは大日本インキ化学工業としておなじみだったが、その大日本インキは今日、世界的なファインケミカルメーカー・DIC株式会社(東京都中央区)と改名。DIC社は、170以上の子会社とともに60を超える国と地域で事業を展開するグローバル企業になっている。
そのグループ会社のひとつ、DICプラスチック株式会社(埼玉県さいたま市)がこのほど、防災をはじめ様々なシーンで活用できるヘルメット『IZANO®(イザノ)2』を開発、来たる6月3日から販売開始する。
長年、産業用ヘルメットを手がけてきたDICプラスチック社は、東日本大震災を契機に折りたたみ型の初代『IZANO』ヘルメットの開発企画をスタートさせた。『IZANO』は「ヘルメットらしい外観」、「現場でも使える保護性能」、「だれでも簡単に使える」をコンセプトに据え、性能と美しさを両立し、2013年に上市。翌年にはグッドデザイン賞も受賞し、累計100万個以上を販売した。危機管理産業展などの防災見本市でも出展して話題を呼び、DIC『IZANO』折りたたみ型ヘルメットはその知名度を上げてきた。
その間、類似コンセプトの競合製品が登場するも、新開発『IZANO2』ではそれらを凌駕するスペックを具現化。収納性をより高めることによる現場での使い勝手も向上し、さらには子どもサイズにも対応して、より幅広い層の利用者の安心・安全に寄与する製品へと進化している。その特長は――
①業界最薄:『IZANO』従来品の折りたたみ時の厚み82mmから63mmへ、マイナス19mm(23%)薄く進化。墜落時保護規格の折りたたみ型ヘルメットで業界最薄(2021年2月現在 DIC社調べ)を実現
②ヘルメットの内装交換が可能に:通常の産業用ヘルメットと同様の「内装部品の交換」を実現。汗や汚れが気になった際の内装交換が可能になり、商品力が一層向上
③子供から大人まで、幅広いサイズ調整が可能に:新設計の内装により、頭位サイズ47cm~62cmをカバー。着用対象者層の拡大を実現
>>DIC:プロユースにも耐える折りたたみ型防災用ヘルメット「IZANO® 2」を新発売
〈2021. 06. 08. by Bosai Plus〉