祝!受賞 本紙に寄稿多数、防災士の支援・推進も
文化・スポーツの分野で優れた功績を挙げた個人や団体を表彰する「岩手日報文化賞・体育賞」の贈呈式が、文化の日11月3日に行われ、今年は5人と2団体に贈呈された。その一人となったのが、岩手大学名誉教授の齋藤徳美氏(左写真)。
本紙はこれまで齋藤徳美氏から折に触れ寄稿をいただいてきた。そのテーマは、東日本大震災3周年を機とする「“被災地いわて”から訴える」をはじめ10稿にも及び、テーマも大震災からの岩手復興事業計画はもとより、岩手山噴火対策、国の一方的な大津波浸水想定公表への地元在住研究者としての反発など、鋭いものがあった。
いっぽう齋藤氏は、防災士を支援、岩手県議を全員防災士にするという画期的な仕掛けを成功させるなど、防災士普及においても特筆すべき貢献を果たしてきた。
本紙としても受賞をお祝いするとともに、さらなるご活躍・ご指導を期待したい。
本紙 2023年12月16日付け:齋藤徳美・著『 岩手・減災 近年の足跡』
〈2024. 11. 18. by Bosai Plus〉