『たったひとつのおやくそく』(作・絵:金澤麻由子、原案:横林良純)
『ぼうさいバッグの ちいさなポケット』(作:twotwotwo 、原案:たかますあやか)
『おじぞうさんのおけしょうがかり』(作・絵:たさききょうこ、原案:御崎あおい)

 

《本紙特約リポーター:片岡 幸壱》

 「防災100年えほんプロジェクト オリジナル防災絵本」(主催=防災100年えほんプロジェクト事務局)による「100年先の未来まで伝えたい、命を守るために大切なこと」を描いた3冊の絵本が2024年3月に刊行された(第1期)。

WEB防災情報新聞:人と防災未来センター「防災100年えほんプロジェクト」続報(2024.05.04 付け)

 同プロジェクトは開設20周年を迎えた阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」(神戸市)の記念事業として、2022年に立ち上がった。災害文化の定着(災害に負けない人々の生活習慣づくりを目指す)、世界の防災・減災に貢献(100年間継続させることを目標として発信する)、持続可能な開発目標(SDGs)の一環として実施(豊かな社会づくりを目指す活動と位置づけ)をプロジェクトの目的としている。

防災絵本3冊 - 防災100年えほんプロジェクト<br>本紙リポーターも読者モニターに<br>「オリジナル防災絵本」の感性を共有
防災絵本3冊

 神戸市在住の本紙特約リポーター・片岡幸壱(防災士/本項をリポート)が「読者モニター募集」に応募して当選、読後体験をリポートする。

■絵本版「防災マニュアル」 親・保護者の読み聞かせも

 『たったひとつのおやくそく』は、津波から命を守る「てんでんこ」(『津波が来たら、てんでんばらばらに高台に逃げろ』という三陸地方の言い伝え)について伝える物語。
 『ぼうさいバッグの ちいさなポケット』は、災害時に持ち出す防災バッグ作りを通して大切な物を考える親子の物語で、備えチェックリストが付いている。
 『おじぞうさんのおけしょうがかり』は、「自然災害伝承碑」に込められた願いや、語り継ぐ大切さを伝える物語。

 津波が発生した時の行動、災害時に必要な物、災害を知らない世代への伝え方などについて考えさせられる内容だった。わかりやすいイラストで描かれており、目で見て覚えやすいので子どもたちはもちろん、読み聞かせする親・保護者にとっても、「防災マニュアル」として読める絵本だ。

■防災への”感性”を子どもと共有 今後の防災絵本のあり方

 3冊の絵本を読んだ片岡リポーターは「100年先の未来の子どもたちに、災害の恐ろしさ、備えの重要性、命を守ることの大切さ」などを永く伝える内容だと感じた。子どもだけではなく大人も読むことで、「防災・減災・命・備え」などのキーワードについて日頃から家族で話し合って考えるきっかけとなってほしい。
 今後も継続して絵本を発行することでより多くの人が「えほんプロジェクト」が生み出す絵本を手に、子どもたちと感性を共有して、いつどこで発生するかわからない災害への「防災意識」を高めることを期待したい。

※掲載写真については主催者の掲載承諾を得ています(片岡幸壱、編集部)。

▽本紙特約リポーター:片岡 幸壱
神戸市在住。中学2年のとき阪神・淡路大震災に遭遇、自宅は全壊したが家族は全員無事避難。学生時代より取り組んでいる防災を仕事と両立しながら、ライフワークとして、ユニバーサルデザイン(UD)などのイベント・ボランティア参加を続けている。聴覚障がいを持つ防災士としても活躍中。

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▼参考リンク:
・防災100年えほんプロジェクト
https://bosai100nen-ehon.org/

・阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
https://www.dri.ne.jp/

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