「ウェザーニュース for business」にダッシュボード機能
株式会社ウェザーニューズ(千葉市)は、お天気アプリ「ウェザーニュース」を法人専用にカスタマイズできるビジネス拡張版「ウェザーニュース for business」のパソコン版にダッシュボードの機能を追加した。ダッシュボードは、企業の店舗・倉庫・工場など全拠点の大雨リスクを予測し、危険度の高い拠点を瞬時にリストアップし、グラフや表で見える化するもの。
過去24時間前の解析雨量から72時間先までの積算雨量予測をもとに、平常・注意・警戒の3ランクで大雨リスクを判定し、該当する拠点の数や割合を表示。都道府県や市区町村ごと、企業の組織形態に合わせたグループ単位のリスクも確認できる。
予想雨量が多い拠点のほか、大雨の影響を受け始める時間やピーク時間を把握できるため、気象リスクが高い拠点を優先して安全対策をとることができる。加えて、台風シーズンは暴風・強風域に突入するエリアを判定して、5日先までに強風の影響を受ける可能性が高い拠点を優先表示する。
これにより、飲食やアパレルなどの大規模チェーン店をはじめ、全国に店舗・工場・倉庫などを展開する企業では、どの程度の拠点が影響を受けるのかを把握することができ、72時間先までの影響数を時系列のグラフで確認することも可能なので、大雨の影響を受け始める時間やピーク時間を事前に知ることができる。
さらに、災害対策本部ではパソコン版で全拠点を監視し、エリアマネージャーや店長のような現場スタッフはアプリ版から担当拠点の気象変化を同時に確認するなど、最適な方法で瞬時に情報共有していくことで、意思決定のスピードを早めることができる。
ウェザーニューズ:「ウェザーニュース for business」にダッシュボード機能を追加
〈2023. 11. 01. by Bosai Plus〉