「防災まちづくり大賞」日本防火・防災協会長賞を受賞
印刷・デジタルのコンテンツを主軸に企業・団体の事業課題に寄り添う株式会社野毛印刷社(横浜市)が、横浜橋通商店街、横浜市消防局南消防署と協力して取り組む『防災てらこや』が、「第27回防災まちづくり大賞」の「日本防火・防災協会長賞」を受賞した。
『防災てらこや』は子どもたちが楽しく防災意識を学ぶことができるイベント、コミュニティの名称。「人びとが集い、交流し、防災について学ぶ場所」というテーマを掲げ、横浜市消防局監修で制作した防災絵本『みんな森』シリーズの読み聞かせや、水害AR体験などのイベントを、横浜橋通商店街のイベントスペースや、近隣の小学校などで開催。同取組みは「行政」「消防」「教育」「民間」が手を取り合い、地域社会の課題解決・発展への貢献を目的としている。
「防災まちづくり大賞」は消防庁が主催、一般財団法人日本防火・防災協会が共催する催しで、地域に根ざした団体・組織など、多様な主体における防災に関する優れた取組み、工夫・アイディアなど、防災・減災や住宅防火に関する幅広い視点からの効果的な取組みを表彰し、広く全国に紹介するもの。
野毛印刷社は1948年創業、2023年で75周年を迎える印刷会社。「More Effective Communication(より効果的なコミュニケーション)」を経営理念に掲げ、日々変化する事業・社会の課題に対して、印刷だけにとどまらないトータルソリューションサービスを提供しているという。
防災は安全・安心社会のインフラとも言え、印刷会社の地域貢献事業としてまさに“グッジョブ!”と言えそうだ。
野毛印刷社:『防災てらこや』「第27回防災まちづくり大賞」受賞
〈2023. 03. 20. by Bosai Plus〉