指定緊急避難場所が使用できない場合などに開設
トヨタ自動車本社を擁する愛知県豊田市では、大規模地震の発災後、被災地域の市民の避難先として「車」を選択する人に向けて、「車中泊避難」に関する必要な対策や注意事項をまとめたハンドブックを公開(別項参照)。車中泊避難は、余震による建物倒壊の危険がなく、プライバシー空間を確保できるなどのメリットがある反面、健康面での危険性には留意しなければならないとしている。
また市では、同ハンドブック内で、指定緊急避難場所が浸水により使用できない場合など、災害の状況等に応じて最大で10施設の開設を想定するとして、「大規模な災害が想定され市から発表があった場合に限り一時的に駐車できる施設」を公表、「一時車両退避場所」は、「最大で7日間で閉鎖」するなどとしている。
〈2022. 07. 01. by Bosai Plus〉