室内で携帯発電機を使用した際の一酸化炭素中毒(提供:NITE)

発電機は屋内で絶対に使用しない 死亡事故も!

 経済産業省は、9月1日「防災の日」を機に、台風などに伴う停電の際に役立つ携帯発電機やカセットこんろ、モバイルバッテリーなどの防災用品は、「使い方を誤れば重大な事故につながる」として、改めて正しい使用方法の確認を促している。

▼携帯発電機
 非常電源として、携帯発電機を備える家庭が増えているが、携帯発電機の排ガスには毒性の強い一酸化炭素が含まれており、屋内での使用による死亡事故も。
・屋内では絶対に使用しない。発電機運転中の排ガスには一酸化炭素が含まれており、屋内で使用すると一酸化炭素中毒になるおそれがある
・ 屋外であっても、風通しのよいところで使用すること

P5 3 室内で携帯発電機を使用した際の一酸化炭素中毒(提供:NITE) - 経産省<br>防災用品の使用時に注意を喚起
室内で携帯発電機を使用した際の一酸化炭素中毒(提供:NITE)。一酸化炭素濃度3200PPMでは30分で死亡に至る

▼カセットこんろ
・ボンベ(カセットボンベ)を本体に正しく装着、2台以上並べたり、大きな調理器具をのせて使用しない。ボンベが加熱されて破裂するおそれ

▼モバイルバッテリー
・モバイルバッテリーに衝撃を加えないように十分注意。発火のおそれ
・充電ケーブルのコネクターには水分等が付かないように
・充電時のアダプターは、バッテリー付属のものを使用すること

P5 4 焼損した充電ケーブルのコネクターのイメージ(提供:NITE) - 経産省<br>防災用品の使用時に注意を喚起
焼損した充電ケーブルのコネクターのイメージ(提供:NITE)

経済産業省:携帯発電機・カセットこんろ・モバイルバッテリーの使用に注意

〈2021. 09. 01. by Bosai Plus

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