酪農学園大学(北海道江別市)農業環境情報サービスセンターの金子正美教授(環境GIS研究室)は、台風19号による各地の洪水の状況をGIS(地理情報システム)を用いて可視化するシステムを構築し、ネット上で公開している。
このシステムでは、2019年10月に広域で被害をもたらした台風19号について、洪水前後の衛星画像を画面中央のバーを移動させることにより、浸水域を確認できる。また、大きく拡大すると背景図の地形図が現れ、地名を確認することができる。
ちなみに同大・金子正美教授らは昨年(2018年)10月、胆振東部地震による被害状況を示す地図を作製し、被災地の厚真町や安平町に無償提供している。
>>酪農学園大学:GISで台風19号洪水状況を可視化
以下、公開地域とリンク――
■宮城県吉田川(大和町、大郷町、大崎市、松島町)」
■宮城県阿武隈川(角田市、丸森町、柴田町、大河原町、亘理町、山元町、岩沼市、名取市)
■福島県阿武隈川(須賀川市、鏡石町、矢吹町、玉川村、中島村、石川町)
■埼玉県入間川(深谷市、熊谷市、鴻巣市、坂戸市、川越市)
■茨城県那珂川(常陸大宮市、城里町、那珂市、水戸市)
〈2019. 11. 18. by Bosai Plus〉
とてもクリアな画像で那珂川の洪水状況を表現されているとおもいます.洪水調査でとても参考になりました.応用地質学会の調査報告書にこれらの衛星画像の一部を転載したいのですがご了解いただけませんか.また,衛星画像の撮影時刻について教えていただけませんか.水位からすると,10月13日の10時頃とおもえます. よろしくご検討のほどお願いします.
下記情報源にて詳細を確認・お問い合わせください。 《Bosai Plus》編集部
大学プレスセンター:酪農学園大学の金子正美教授がGISを用いて台風19号による洪水状況を可視化(2019.11.12.)
https://www.u-presscenter.jp/2019/11/post-42633.html