気象予測モデルを用いない、
AIと画像解析技術から予測する新しい取組み
株式会社ウェザーニューズと、株式会社SIGNATEが、気象データへの理解および衛星データの活用促進を目的に、衛星画像を用いた雲画像予測コンテスト「Weather Challenge:雲画像予測」を開催する。衛星雲画像データから、未来の雲画像を予測するというコンテストで、8月19日から11月20日にかけて、オンライン上で行う。入賞者の発表は12月中旬頃を予定、入賞者には、総額100万円の賞金を授与、表彰式に招待する。
近年、ディープラーニングをはじめとするAIを用いたデータ解析技術の発達に伴い、AIを用いて、正確な気象状況の把握や高精度の予測を実現しようという取組みが本格化している。各地点、各高度で、刻一刻と蓄積される膨大な気象データはAIと相性がよく、AIの活用で予測精度の向上や、これまでむずかしかった予測の実現が期待されている。また、気象データをビックデータの一部とし、他のデータと組み合わせて分析することで、流通や農業、金融など、様々な分野における課題解決へ応用する取組みも始まっている。
衛星雲画像データを用い、画像解析技術によって未来の雲画像を予測する今回のコンペティションは、気象業界にとって非常に革新的なチャレンジとなることから、世界中のデータサイエンティストの応募を期待しているとのことだ。
>>ウェザーニューズ×SIGNATE:「Weather Challenge:雲画像予測」を開催!
〈2019. 09. 03. by Bosai Plus〉